2020年入試制度改革

何が変わる?
最大の変更点は、大学入試センター試験が廃止され、「大学入学希望者学力評価テスト(仮)」が導入されることです。
目的は、今までの大学入試が知識の暗記・再生に偏っていたものを、思考力・判断力・表現力といった真の「学力」
評価するということにあります。
 
具体的には、従来の画一的なペーパーテストから、(面接、集団討論、小論文、高校での学習・活動成果など)
を組み合わせ、学力を評価する入試へと、転換されます。
 
ポイントは「思考力・判断力・表現力」です。
「思考力・判断力・表現力」とは、知識・技能を活用して、自ら問題を発見し、解決し、成果を表現する能力です。
また教科間をまたぎ、社会とのかかわりのある出題となります。
英語については、「話す」「書く」「聞く」「読む」を重視する出題が検討されています。
東京大学が推薦入試、京都大学が特色入試を導入するのを筆頭に、知識を活用し自ら問題を解決できる能力を見る
入試へ改めることになっています。
これらはKISのコース概要にも書いていますが、科学的アプローチができるか?ということです。

 基本的な科学的アプローチの流れ

 

 第一段階     問題の本質把握

 

 第二段階    仮説立て

 

 第三段階    仮説の演繹思考

 

 第四段階    演繹的実験

 

 第五段階    結論を導く

 

あとは、自分の分かった事を、他者に分からせる能力が必要と言うことです。